大人の勉強のご褒美はいつあげる?合格まで待たないほうがいい理由

目次
大人の勉強のごほうびは、合格の後でなく、勉強の直後に自分にあげます。
- 合格は何か月も先で、今日勉強する理由になりにくいからです
- 合格は、自分だけでは決められないからです
- すぐもらえるごほうびのほうが、続ける人が多いからです
合格のごほうびはなぜ効きにくいのか
合格は何か月も先で、自分だけでは決められないからです。
試験の難しさ、当日の体調、合格の基準は、今日の勉強では変えられません。今日の30分で変えられるのは、勉強した回数だけです。
これは研究の結論ではなく、私たちの判断です。合格のごほうびは、やめなくて構いません。ただ、それだけにしないでください。
すぐのごほうびは続きやすいのか
すぐもらえるごほうびのほうが、続ける人は多くなりました。
課題の後にボーナス(追加の報酬)を出した実験があります。すぐもらえると伝えた場合は、1か月後と伝えた場合より、続ける人の割合が20%近く高くなりました。
小中高校の生徒の実験でも、ごほうびをすぐ渡すと点数が上がりました。渡す時期を遅らせると、点数は上がらなくなりました。これは成績に影響しないテストの結果で、大人の資格の勉強を調べたものではありません。それでも私たちは、勉強の直後に自分にあげるのがよいと考えています。ごほうびで勉強のやる気が下がるのが心配な人は、勉強のごほうびは逆効果かを調べた記事を読んでください。
勉強の回数の数え方
勉強は、1回の時間を決めて回数で数えます。
ごほうびは、勉強の後にすぐ手に入る物を選びます。週3回、30分ずつ勉強する人の例です。
| 勉強する回数 | 週3回なら | ごほうびの例 |
|---|---|---|
| 2〜3回 | 1週間ほど | 新しいペン、好きな飲み物、付箋やノート |
| 5回 | 2週間弱 | カフェで1杯、漫画を1冊 |
| 10〜20回 | 3〜7週間 | 電子書籍、映画館 |
下の計算機で1つ選ぶと、いつごろ自分にあげられるかが分かります。ごほうびの額は例です。ふだん買っている値段に書き換えてください。
習慣を
自分にあげるごほうびを選ぶ
4回達成すると、自分にごほうびをあげられます。
4回で自分にあげられるので、夜のウォーキングの最初のごほうびに向いています。
「1回の達成の額」は、習慣を1回達成するたびに、ごほうびの額から引かれる額です。自分で決めます。1,800円のごほうびで1回300円なら、1,800÷300で6回です。
3か月の勉強の例
3か月の勉強では、最初のごほうびを1週目に自分にあげ、後になるほど次のごほうびまでの回数を増やします。
3か月後に資格の試験がある人の例です。平日に2回、土曜に1回、30分ずつ勉強すると、3か月でおよそ36回です。
| 時期 | その間の回数 | 終わりに自分にあげるごほうび |
|---|---|---|
| 1週目 | 3回 | 付箋やノート |
| 2〜3週目 | 6回 | カフェで1杯 |
| 4〜6週目 | 9回 | 電子書籍 |
| 7〜12週目 | 18回 | 映画館 |
| 試験の後 | — | 1泊旅行 |
始めのうちは勉強する理由が少ないので、早く1つ自分にあげます。勉強が毎週の習慣になった後は、次のごほうびまでが長くても続けられます。
回数の決め方はごほうびの決め方の記事に書きました。決めたごほうびを忘れずに自分にあげるには、自分にあげるまでの3つの手順を使ってください。
よくある質問
- 合格したら旅行、という決め方はだめですか
- だめではありません。ただ合格は何か月も先で、結果は自分だけでは決められません。旅行は残したまま、勉強した回数で自分にあげられる物を先に決めてください。
- 勉強の後のゲームはごほうびになりますか
- 時間を決めて止められるなら、自分で選んで構いません。止められないと次の勉強の時間が減るので、勧めていません。
- 自分で決めたごほうびは、ずるをしてしまいませんか
- 勉強した回数を書き残してから自分にあげる、と決めてください。回数が目に見えると、数えずに買う理由が無くなります。
出典
次に読む
まず読む記事: 習慣化のご褒美は品物から決めない。先に「回数」を決める理由


